栄養相談とコーチング

まずは「できること」から始める血糖コントロール

    
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まずは「できること」から始める血糖コントロール

こんにちは、太田です。

血糖コントロールをするために大切なのは、食事、運動、薬の3つと言われます。
(もちろん、個人の血糖の状態によってその内容は違います)

今日はそのうちの運動についてをお伝えしますね。

ある栄養相談で、

「まずは歩数を増やすことから始めてみる」

と決まった方がいました。

その方は、

「食事内容の改善よりも運動から始める方ができそう!」

ということでしたのでね。

じゃあ、それから始めてみましょうか、と。

運動、と言っても、今までほとんど何もしてきてないから、

「まずは出勤の往復でエスカレーターを使わずに階段を使うことから」

と。

この方は電車通勤をされていて、乗り換えもあります。

階段の上り下りが出勤時に4回あるそうで、往復だと8回に。

それを週5日間。

これまでほとんど何もしてきていない状態と比べると、
なかなかの運動量になりそうです。

運動の利点は、血糖値の低下に繋がること。

運動はエネルギー源として糖を利用するので、

運動すると血糖値が下がっていくという仕組みです。

そして適度な有酸素運動が継続されれば、脂肪細胞が小さくなっていきます。

つまり、体重は減らせるし、太りにくい体になります。

運動が大事、と言われて

筋トレ?
ランニング??
水泳??

みたいなことしなくちゃダメー??

と感じる方が多いのですが、決してそうとは限りません。

今回の相談者の方のように、今までほとんど運動をしてきていない場合、
いきなり筋トレとかランニングとかなんて、難しいですよね。

無理をして体を痛める危険もあるし、
無理やり始めたことは続かないですから。

3日坊主で終わって

「やっぱり血糖コントロールなんてできない!」

なんてことになるよりは、

できることから始めて、少しずつ体を慣らして、
本当の意味での習慣化に繋げることで体質改善していける方がいい。

そういう栄養指導をしていたい。
そう思うのです。

次回のこの方との栄養相談で、どんな結果になったか
お話を聞くのが楽しみです。

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