「〇〇は身体にいい」は時と場合による
こんにちは、太田です。
「○○は健康にいい」
という情報は、時と場合によります。
そして、健康にいいからと言っても、たくさん食べりゃいいってもんじゃないです。
適量というものがあります。
例えば納豆。
納豆は植物性たんぱく質でビタミン類も多く含み、栄養価が高い食材です。
また、整腸作用や免疫力アップ、血栓の予防などにも効果があるとされます。
これはもう、栄養士としても、ぜひおすすめしたい一品なのは間違いありません。
ですが、自身の健康状態とのすり合わせは必要です。
というのも、病院栄養士の頃。
透析患者さんが
「納豆は体にいいって聞いた」
と、毎食食べていたことがありました。
えぇ…確かに…納豆はよき食材なのですが…
透析されてる場合は、
蛋白質とカリウム、塩分などを考えると毎食は多いですよ、と。
そうお伝えしました。
決して
「透析患者さんは納豆を食べちゃダメ!」
ということではなく、量と頻度に注意が必要なのです。
体の状態に合った食事が大事ということです。
一般的に「体によい」とされるものでも、状況によっては必ずしもそうではないものもあります。
ちなみに、特に疾患を持っていない方でも、朝昼晩の毎食そればかりとなると…
いや、他のものも食べてくださいよ~!
とお伝えしたくなります(笑)
また、乳製品の摂り過ぎも。
骨粗鬆症予防!!
お通じに良い!!
からと言って、牛乳やヨーグルトをたくさん摂ってしまうと、
脂質過多になる可能性があります。
牛乳は200mlは、ヨーグルトは100gが一日の適量ですよ〜。
これ大丈夫かなぁ~?と感じるときは、ぜひお近くの栄養士さんに聞いてみてくださいね!